親が倒れたその日から72時間でやるべき10のこと【実体験ベース完全ガイド】

突然、親が倒れた——そんなとき、あなたは冷静に行動できるでしょうか? 私も最初は何から手をつければいいのか分からず、戸惑うばかりでした(ちなみに私の場合は4までで終わりその後は面会や通院など病院手続きへと変わりましたが、万が一に備えて色々なパターンを挙げています)。

この記事では、実体験をもとに「親が倒れた直後〜72時間以内にやるべきこと」を10項目にまとめてご紹介します。 一つひとつ確認しながら、少しでも不安を減らせる手助けになればと思います。


【目次】

  1. 救急車を呼ぶ前に確認すること
  2. 病院で必要になるもの・こと
  3. 親族への連絡はどうする?
  4. 病院での手続き・書類対応
  5. 死亡診断書の受け取りと保管
  6. 葬儀社の手配はどうする?
  7. 通夜・葬儀の準備
  8. 役所での届出(死亡届・保険証返納など)
  9. 保険・通帳・重要書類の確認
  10. 自分の心の整理と家族との話し合い

1. 救急車を呼ぶ前に確認すること

慌てて119番する前に、以下を確認:

  • 呼吸・意識の有無(心肺停止ならすぐ通報)
  • 周囲の安全確保(階段や水場など危険がないか)
  • かかりつけ病院や既往歴が分かるものがあるか

2. 病院で必要になるもの・こと

搬送先でよく求められるもの:

  • 健康保険証/高齢受給者証
  • お薬手帳(常備薬の有無)
  • 連絡先一覧/家族構成が分かるメモ
  • 現金・身分証明(本人確認や支払いに必要)

3. 親族への連絡はどうする?

誰に・どの順番で伝えるか事前に整理を。

  • 緊急連絡先リストをスマホメモ等で作成
  • 伝える内容は「事実」のみに絞る(過度に心配させない)
  • 集まれる人と、そうでない人を早めに見極める

4. 病院での手続き・書類対応

  • 入院手続き(保証人欄・誓約書など)
  • 医師との説明対応(治療方針や同意書)
  • 付き添いの有無・面会の制限ルールの確認

5. 死亡診断書の受け取りと保管

万一亡くなった場合は、病院で発行される「死亡診断書」が最重要。

  • 役所への死亡届提出に必須
  • 原本のコピーは複数とっておくと便利
  • 葬儀社・金融機関にも提出するケースあり

6. 葬儀社の手配はどうする?

  • 病院の提携先 or 自分で選ぶ
  • 事前に連絡しておくと慌てずに済む
  • 「直葬」や「家族葬」など選択肢も要確認

7. 通夜・葬儀の準備

  • 場所・日程・参列者数の調整
  • 遺影用の写真選定/会葬礼状の準備
  • お布施・香典返しなど金額相場の把握も

8. 役所での届出(死亡届・保険証返納など)

  • 死亡届(死亡診断書の裏面)を7日以内に提出
  • 国民健康保険証・介護保険証・年金手帳の返却
  • 手続きは「死亡届を出すと一括案内」されることが多い

9. 保険・通帳・重要書類の確認

  • 銀行口座、保険契約書、遺言書の有無をチェック
  • 通帳は停止せず放置すると使えなくなることも
  • 保険の請求には「死亡診断書」が必須

10. 自分の心の整理と家族との話し合い

  • 急な別れは心に大きな衝撃を与えます
  • 残された家族で「今後どうするか」を共有する時間も必要
  • 無理に頑張りすぎず、信頼できる人に頼ってください

まとめ:事前に「見える化」しておくことが最大の備え

誰にでも訪れる“もしも”のとき。大切なのは慌てず、一歩ずつ対応することです。 この記事が、あなたと家族の心と行動の支えになれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次