「なんでそんな言い方するの?」「私は親のためにやってるのに…」 親との関係って、近いからこそぶつかるし、言葉にならないモヤモヤも溜まりやすいものです。 この記事では、親との距離感に悩んだときの気持ちや体験を、ありのままに綴りました。
「親のこと嫌いになりたくないけど、しんどい」——そんな気持ちを抱えている方に届けばうれしいです。
【目次】
- 優しくできない自分に落ち込む日々
- 自分ばかりが背負っているように感じる瞬間
- 近すぎると「感謝」が消える不思議
- 私が見つけた“ちょうどいい距離”の見つけ方
1. 優しくできない自分に落ち込む日々
- 言い返したあとに後悔する
- 疲れているときほど、声を荒げてしまう
- 「親不孝者だな」と自分を責めてしまう夜
→ 気づき:
- 本当は優しくしたいからこそ、反応してしまうこともある
- 疲れているときは“優しさ”も出づらいものだと認めること
2. 自分ばかりが背負っているように感じる瞬間
- 他の家族は自由に暮らしているのに、なぜ私だけ?
- 愚痴を言えば「でもあなたが一番分かってるでしょ?」と返される
- 「代わりにやって」とも言いにくい
→ 気づき:
- 背負っているのではなく“見える位置”にいるだけかもしれない
- 役割を抱えすぎないよう、意識的に“分担”や“離脱”の工夫を
3. 近すぎると「感謝」が消える不思議
- 親も私も、お互いに「当然」と思ってしまう
- ありがとう、が言いづらくなる
- いつのまにか、気づいてもらいたい気持ちだけが残る
→ 気づき:
- 「言葉にする」ことが案外大事
- 無理やり感謝を絞り出すのではなく、日常の中の小さな“ありがとう”を拾っていく
4. 私が見つけた“ちょうどいい距離”の見つけ方
- 一緒にいすぎない。30分離れてみるだけでも違う
- “責任感”と“依存”は紙一重。相手に任せる場面も作る
- どちらが悪いとかでなく「仕組みとしてつらくなる関係」もある
まとめ:親だからこそ、丁寧に“距離”をはかっていい
親子だからって、なんでも許せるわけじゃない。 むしろ「近いからこそ傷つきやすい関係」だと気づいてから、私は少し楽になりました。 がんばりすぎず、ちょっと距離を置く勇気も、愛情のひとつだと思っています。