母の介護を理由に退職したとき、僕はようやく少し時間が取れる…そう思っていました。
でも、現実は違った。
退職後すぐに始まったのは、書類と手続きの嵐。
そして、収入がゼロになる中で次々にやってくる“支払い”の通知。
この記事では、介護で退職した僕が実際に行った手続きと感じたことをまとめます。
1. 退職後、まず届いた書類たち
- 離職票(会社から)
- 健康保険資格喪失証明書
- 年金第2号→第1号への切替案内(年金機構)
- 住民税の納付書(市区町村から)
どれも対応期限があって、気が抜けません。
2. 健康保険:任意継続か国保か
会社の保険を2年間継続できる「任意継続」と、
市区町村の「国民健康保険」への切替。どちらにするか悩みました。
ポイント:
- 任意継続は保険料が高いけど、補償範囲が広め
- 国保は自治体によって保険料に差がある
僕は最終的に「国保+免除申請」で決めました。
3. 年金:会社員から国民年金へ
退職すると、厚生年金(第2号)→国民年金(第1号)へ自動で切り替わります。
保険料は月1.6万円ほど。
僕はハローワークで失業状態と認定されたあと、
「国民年金保険料免除申請」をして半額免除になりました。
4. 住民税の納付にびっくりした
仕事を辞めて収入ゼロなのに、
前年の所得をもとにした住民税の一括請求が届きました。
これ、ほんとにびっくりします。
収入がない=支払いも減る、と思ってたら大間違い。
5. 僕が実際にやった制度の手続き一覧
- 特定理由離職者としての失業給付申請
- 国保の減額・分納申請(役所窓口で相談)
- 年金保険料の免除申請(年金事務所)
「相談すればどうにかなる」制度は意外と多かったです。
6. まとめ|不安が強まる時期だからこそ、“全体像”を知っておく
退職の決断って、それだけでも大きな精神的エネルギーが要ります。
その直後にくる「支払いや申請ラッシュ」は、本当にしんどい。
でも、全体像を知っておくだけでも、だいぶ気持ちは落ち着きます。
このブログが、今同じような状況の方にとって、
少しでも安心材料になれば嬉しいです。
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